朝ヨガは、出勤前の時間を有効活用してダイエットやデトックス促進をしたり、気持ちの良い1日をスタートさせたいという女性に人気があります。
中には『朝は子供の登園準備や出勤準備で忙しいから無理。』というママさんもいらっしゃるでしょう。
ところが朝ヨガは、他の時間帯に行うよりも身体や心に嬉しい変化を感じやすいので、毎日5分だけでも継続して行うのがおすすめです。
今回の記事では、朝ヨガを行う際の基礎知識や、朝ヨガのメリット・デメリットについてご説明していきます。
自宅でヨガを気軽に始めてみたい方、朝ヨガに興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
知っておきたい朝ヨガの基礎知識
それではまず、朝ヨガに関する3つの基礎知識をお伝えしていきます。
- 朝ヨガを始める時間帯
- 朝ヨガに必要な時間
- 朝食を摂るタイミング
朝ヨガは何時から始めるといいの?
朝ヨガは『起床してすぐ~朝食を食べる前』の時間帯に行いましょう。
最近のオンラインヨガクラスでは、朝ヨガのクラスも増えて来ています。
朝の5時台~6時台で行われるヨガレッスンを受講できるサービスもあるので、参加出来る方はオンラインクラスで朝ヨガを始めると良いでしょう。
オンラインで朝ヨガのレッスンに参加出来ない場合は、YouTubeのヨガチャンネルなどを観ながら、朝ヨガを行うのがおすすめです。
朝ヨガに必要な時間は?
朝ヨガに必要な時間は、5分以上であれば何分でも何時間でもOKです。
ご自分のライフスタイルに支障がでない範囲であれば、好きなように設定することが出来ます。
初心者ならば、最低5分間朝ヨガを行うだけで十分です。
ヨガを長年行っている方や、ヨガのインストラクターさんは、朝ヨガに2時間以上かけている方もいますが、ここまでやる必要は全くありません。
朝食を摂るタイミングは?
朝食を摂るタイミングは、朝ヨガが終わってからにしましょう。
食事を摂ってからヨガを行うと、消化不良を起こしたり、気持ち悪くなる恐れがあります。
ヨガでは、ねじりのポーズや逆転のポーズを行うことがあるので、食事を摂ってしまうとポーズの妨げになってしまうのです。
朝ヨガに限らず、ヨガを行う前の2時間は食事を摂らない方が良いと言われています。
とはいえ、どうしてもお腹が空いて仕方がない場合は、スープやフルーツなど消化にいいものを食べてから朝ヨガを行いましょう。
朝ヨガのメリット5つ
朝ヨガは出勤前や登校前に行うヨガですから、「時間を確保出来ないのでハードルが高い。」と思っている方も多いのではないでしょうか。
確かに朝は忙しいでしょうし、始めるハードルは高いです。しかしたった5分だけでも、朝ヨガをする時間を確保するだけでハードルの高さを凌駕するメリットがあります。
- 前向きな気持ちで1日をスタート出来る
- ポーズをとりやすい
- 全身がほぐれる
- デトックス効果が高い
- 夜更かし防止になる
それぞれ簡単に説明していきます。
朝ヨガのメリット1|前向きな気持ちで1日をスタート出来る
忙しい日々を送っていると、「もっと寝ていたいのに今日もまた忙しい1日が始まる…。」などと、憂鬱になってしまう日もありますよね。
そんな方こそ、朝ヨガは非常におすすめです。
まずは朝起きたら窓をあけて、新鮮な空気を取り込みましょう。新鮮な空気を吸って、ヨガによる深い呼吸を行うことで、脳が活性化され、身体も心もスッキリしていきます。
朝ヨガのメリット2|ポーズをとりやすい
朝の時間帯は、夜食などを食べていない限り空腹になっているため、身体が軽くて動きやすい状態です。
朝は、ねじりのポーズや逆転ポーズなども快適に行うことが出来ます。
短い時間でヨガの効果を十分に引き出すためにもお腹が満たされていない状態で行うことは大切です。
朝ヨガのメリット3|全身がほぐれる
身体の筋肉は寝ている間でも緊張したりこわばったりするので、朝起きたら身体が硬くて動きにくいと感じることもありますよね。
そんな時こそ、朝ヨガを行って新鮮な空気を全身に取り込んでいきましょう。
深い呼吸を繰り返すことで、自律神経のバランスが整い、硬くなった筋肉がほぐれやすくなるのです。
朝ヨガのメリット4|デトックス効果が高い
朝は、身体に溜まった老廃物を排出するのにベストな時間帯です。
ヨガは基本的に腹式呼吸で行いますが、腹式呼吸を深く行うと横隔膜が上下に動き、内臓も活性化されていきます。
ヨガを行ったあとの食事は、酵素がたっぷり含まれているフルーツを食べると、よりデトックス効果が期待できるおすすめです。
朝ヨガのメリット5|夜更かし防止になる
朝ヨガは出勤前や登校前に行うことになるため、自然と早寝早起きの生活へ切り替えていくことが出来ます。
ですからつい夜更かししてしまったり、眠りが浅くて悩んでいるという方にも朝ヨガはおすすめです。
朝の時間帯は、『交感神経』を優位にするのに最適ですが、『副交感神経』を優位にするには、夜の時間帯にヨガを行うのが最適だと言われています。
朝と夜寝る前にヨガを行うことで、自律神経のバランスが整い、生活のリズムも整っていきます。
朝ヨガのデメリット2つ
ライフスタイルによっては、朝ヨガのデメリットを感じる方もいらっしゃるでしょう。
朝ヨガのデメリットとしては、下記の2つが挙げられます。
- 昼間に眠くなる
- 家族に迷惑がかかる恐れがある
朝ヨガのデメリット1|昼間に眠くなる
早寝早起きに慣れていない方が朝ヨガを行うと、昼間に眠くなってしまう恐れがあります。
勤務先で休憩時間に少しでも昼寝出来るような環境ならば問題ありませんが、常に起きていなければいけない環境では、朝ヨガが負担に感じてしまうこともあるでしょう。
とはいえ朝ヨガが習慣化すると、生活リズムは徐々に整ってくるので、昼間に眠くなる問題は改善されていきます。
習慣化するコツについては次章で詳しく解説していきます。
朝ヨガのデメリット2|家族に迷惑がかかる恐れがある
朝ヨガは、ライフスタイルによっては家族に迷惑をかけてしまうことがあります。
例えば、旦那さんやお子さんが寝ている傍でしか朝ヨガを行うスペースがない場合、睡眠の妨げになります。
その他にも、旦那さんやお子さんのお弁当を作る時間を削って朝ヨガを行ってしまうと、家族間に亀裂が入ってしまう恐れがあります。
これは極端な例ですが一度ハマると、とことんやりたくなってしまう性格の方は注意が必要です。
朝ヨガを行う際は、ご自分がやるべきことに影響が出ないよう、短い時間から始めて徐々に時間を増やしていきましょう。
朝ヨガを習慣化させるために必要な2つのこと
ヨガの効果やメリットを感じるには、習慣化させることが大切です。
ここからは、忙しい方でも毎日5分間、朝ヨガの時間を確保できる方法をお伝えしていきます。
- 早寝早起き
- 飲酒を控える
これらはどれも簡単に出来ることなので、意識して行っていきましょう。
習慣化のコツ1|早寝早起き
早寝早起きは、朝ヨガに欠かせない大切なことです。
夜の時間帯は、目的もないのになんとなくスマホを触ってしまったり、YouTubeをダラダラ観てしまう方が多いのではないでしょうか。
寝る前のスマホは睡眠の質を悪くしてしまい、睡眠不足の原因にもなりやすいです。
朝早く起きてヨガを続けると、自然に早寝早起きの生活リズムに切り替わっていきますが、まずは自分自身で改善できるところから始めていくのも大切なことです。
習慣化のコツ2|飲酒を控える
次の日の朝ツラくなるくらいお酒を飲んでいる方は、お酒の量を減らしましょう。
お酒の飲み過ぎは、身体に悪影響を与えて人間の感覚神経も鈍らせてしまいます。
もしも、ストレス発散のためにお酒を飲んでいるのなら、朝ヨガで身体を動かしてストレス発散していくと良いでしょう。
まとめ:ヨガは朝と夜に行うのがおすすめ
朝にヨガを行うと、脳が活性化されて身体と心の調子が整ってくるので、充実した1日を過ごすことが出来ます。
朝ヨガは、脳を活性化させる効果がありますが、夜のヨガは1日中頑張った身体と脳をリラックスさせる効果があります。
夜の寝る前にゆったりとしたヨガのポーズを行うことで、朝の目覚めが良くなりますので、余裕がある方は朝と夜にヨガを取り入れてみてはいかがでしょうか。
1人で継続していくのが苦手な方は、オンラインで受講できるヨガクラスがおすすめです。
最近では、朝活にヨガを取り入れている方も増えて来ているので、オンラインの朝ヨガクラスは充実しています。
ヨガで気持ちの良い1日をスタートさせると、その後の仕事や育児も前向きな気持ちで向き合うことが出来るので、忙しい方こそ朝ヨガを取り入れていきましょう。